市村さんのお誕生日である今日はナーランダーへ。
ナーランダ…は " 蓮のある場所 " という意味。 蓮は知恵の象徴であるため“知恵を与える場所、知恵を授ける場所”
コルカタ、ブッダガヤとディープなインドを体感。 インドの水にも慣れ、全員ようやく体調が整って来たところです。
車で途中、ラージギルを通過しました。 ラージギルとは、古代インドのマガダ国の首都、ラージャグリハ(王舎城)として栄えていた場所です。竹林精舎という仏教教団の僧達が暮らした世界最初の寺院でも有名です。 ナーランダに向かう農村の風景が素晴らしかったです。
地質も凄かった。岩山がなんとも言えない景観を見せていました。 思わず、Beautiful India と叫びたくなる光景。 村の子どもたちが何度も手を振ってくれました。 ナーランダでは静かに古代遺跡からの叡智を感じ取る時間を持てました。
ーーーー ナーランダ大学…ここには5世紀頃に創設された最大の仏教の学院(今日で言う大学)があった。Wikipedia より
学生1万人以上、教師も1,000人を数えたといわれる。ここには9階建ての校舎の他、六つの寺院、七つの僧院があった。 図書館には 500万冊に及ぶ蔵書があったという。これは文字通り古代の世界では最大の教育施設だったといってもよい。 大学は、12世紀イスラム勢力のインド征服により完全に破壊され、それと共にインドでの仏教の衰退が始まった。 同じ名前の教育施設が、1351年チベットに設立されている。 釈迦が最後に旅をしたルートとも知られ、マガダ国の王舎城(ラージャグリハ)から多くの弟子を従え、パータリガーマに至るまでの旅の立ち寄り地点である。
「ナランダ」は " 蓮のある場所 " という意味。蓮は知恵の象徴であるため“知恵を与える場所、知恵を授ける場所”と解釈される。(ナラン=蓮、ダ=与える) また玄奘三蔵は『大唐西域記』で " 施無厭(せむおん) "という意味にとっている。この場合は“惜しみなく与える処、倦まず授け続ける場所”という解釈になる。(ナ=ない、否定、アラン=十分、ダ=与える) ゴータマ・ブッダ が訪れ、"Pavarika" と呼ばれるマンゴーの木立の下で説法した。 チベットの記録によると、インド仏僧龍樹(ナーガールジュナ)(150 - 250年頃)が講義を行ったとされるが、グプタ朝(427年成立)時代に、クマーラグプタ1世(英語版)によって大学が出来たと思われる。
ナーランダからの帰りに日本から、市村さんに緊急帰国の要請が入りました。いったん帰国する流れに。 ブッダガヤの光を故郷の大阪に持ち帰る必要があるようです。
思わぬ状況になり、ずっと一緒に過ごした市村さんとの別れは離れがたく、寂しいけれど、最善を尽くし、またインドに戻ってくることを約束してくれました。ガンジスや、ダラムシャラに一緒に行く予定です。 ガヤから飛び立つ流れです。 志乃婦さんが守ってくれています。
ブッダガヤ最後の夜。市村さんのお誕生日お祝いは、有名なチベットレストランにて。大きな仏陀の前でチベット料理をいただきました。 そのあとカフェでみんなで選んだプレゼントを渡して、市村さんニッコリ。欲しがってた、チベットのアンティークのお香たて。 市村さん毎日一緒にずっと共同創造してくださってありがとうございました。ずっと心を合わせて、祈っています。
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